ゴーストパーク

古びた遊園地に三人の人間が来ていた。



「ねぇ春〜そろそろ帰ろうよ〜」
「何言ってんの雫。まだ来たばっかだよ?」
私の名前は小谷雫。今、私は友人と一緒にゴーストパークと噂されている遊園地にやって来ている。
遊園地って言っても今はもう廃墟となってるけどね。
でも、昔は小山マウンテンパークっていってそれならに有名だったらしい。

「寒いよぉ〜怖いよぉ〜春〜!」

私は春に泣きつくように声を出す。
春っていうのは今日一緒に来ている私の唯一の友人。
名前は清水春。
今日ここに来たのは、春が一緒に行こうって誘ってきたからなんだ。

「ちょっ、アンタめっちゃ震えてんじゃん!!……そんなにいうならそろそろ帰る?」

「うんっ!帰るっ!」
私が即答すると、春はクスリと笑った。

「じゃあ、帰ろう。あっでもちょっと待って、私ちょっとトイレ行ってくる」
春はそう言うとトイレに向かって走って行ってしまった。

トイレといっても遊園地内のトイレは水道が止まってるから、一番近くのトイレは少し遠いんだよね。
といってもそんなに遠いわけじゃなくて遊園地にいる人くらいしか使う人がいないくらいの距離だからそんなに時間はかからないかな。

けど、私の予想とは反対にすぐに春は戻ってこなかった。

どうやら一番近いトイレではなく別のトイレに行っていたらしい。

一体どうしてだろう。

幽霊はいると思いますか?

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