俺は、隙間から差し込む淡い光で目が覚めた
辺りを見回すと、真っ暗な部屋に布団を敷いて寝ていた
見た事もない部屋で、そもそも俺はいつもベッドで寝ているから、
ここにいるのは可笑しい
浴衣を着ていて、多分、どこかの旅館に酔った勢いで泊まったのだろう
蒸し暑く、だらだらと流れる汗を止める為、障子を開き、
近くの縁側に出る
先程の淡い光は月光だろう
今日はとても綺麗な満月が出ていた
庭には藤の花が少し咲いていて、周りも植物で囲まれている
涼しい風が俺の頬を掠り、周りの植物達を揺らす
縁側に座って、少し経っただろうか
汗も止まり、布団へ戻ろうとした時、近くで何かの擦れる音がした
その正体はすぐに分かった
その人、、、いや、物は隠れているつもりだろうが、
俺の目にはよく分かるほど大きかったからだ
俺は、近くに会った藤の花を引きちぎり、大急ぎで、
しかし物音は立てずに布団へ戻る
少しばかりの藤の花を1枚1枚丁寧に分け、布団の周りを囲むように置く
俺は安心して眠りにつく事が出来た
そして、二度と目覚める事は無かった
辺りを見回すと、真っ暗な部屋に布団を敷いて寝ていた
見た事もない部屋で、そもそも俺はいつもベッドで寝ているから、
ここにいるのは可笑しい
浴衣を着ていて、多分、どこかの旅館に酔った勢いで泊まったのだろう
蒸し暑く、だらだらと流れる汗を止める為、障子を開き、
近くの縁側に出る
先程の淡い光は月光だろう
今日はとても綺麗な満月が出ていた
庭には藤の花が少し咲いていて、周りも植物で囲まれている
涼しい風が俺の頬を掠り、周りの植物達を揺らす
縁側に座って、少し経っただろうか
汗も止まり、布団へ戻ろうとした時、近くで何かの擦れる音がした
その正体はすぐに分かった
その人、、、いや、物は隠れているつもりだろうが、
俺の目にはよく分かるほど大きかったからだ
俺は、近くに会った藤の花を引きちぎり、大急ぎで、
しかし物音は立てずに布団へ戻る
少しばかりの藤の花を1枚1枚丁寧に分け、布団の周りを囲むように置く
俺は安心して眠りにつく事が出来た
そして、二度と目覚める事は無かった
20年09月02日 05:57
[おむらいすおむらいす]
解いてくださると嬉しいです!!!
要知識甘木
初出題貝ベマ
この謎解きに挑戦しよう!