Reスタート

 「とうとうここまできたか、、」男はこれまでの道をふりかえりながら、そう呟いた。思い返せば波乱の多い人生だった。いくつものイベントを、立ち止まったり、乗り越えたりして、少しづつ前に向かって進んできた。 その過程では、いろんなことがあった。思い通りにいかなかった就職、待ち遠しかった給料日、なんとか辿り着いた結婚、思いがけずできた子供。幸せなことばかりでは決してなく、火事で多大な出費を被ったり、離婚に一足違いまで迫ったことだってあった。当時は焦り乱れたが、ここまでくるとそのどれもが楽しい思い出の一つ一つに思えた。
 不意にあたりを見回すと長い付き合いの友人たちが男の顔を覗き込んでいる。随分と待たせてしまったかな、と男は感じた。既に終わりを迎えた友人も何人かいる。どうせ自分ももう終わりは近い、今更臆することなどないだろうと考え、男はさいを投げると静かに歩みを進めた。五つの斑点を見つめ、最後の一歩を進めた時、男は目の前が真っ暗になった心持ちがした。気のせいだと自らに言い聞かせ、かぶりを振って目を開くと、やはり目の前には信じられない光景が写っていた。なんと、男は再び人生を初めからやり直さなくてはならないのだ。「どうして、、」男の目には涙が浮かんだ。なんで自分はこんな目に合うのだろうか、、、



問題 男はなぜこのような目に合ったのか?答えは平仮名でどうぞ。
キーワードの中身は一意的なものです。 

ファンタジー要素はございません。タイトルもヒントに当たります。
あまり質問されるよりかは、ごゆっくり文章を読みながら考えられた方が正解にたどりつきやすいかと存じます。
20年05月31日 20:53 [pun]

質問が予め用意されているゲームシステムなら、こう言う主観的状況から客観的状況を推理する形態のが楽しいかなとおもった。

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